target audience: TECH SUPPLIER Publication date: May 2024 - Document type: Market Forecast - Doc Document number: # JPJ50702624
国内通信サービス市場予測、2024年~2028年
Content
List of Tables
List of Figures
Get More
When you purchase this document, the purchase price can be applied to the cost of an annual subscription, giving you access to more research for your investment.
Related Links
Abstract
本調査レポートは、国内通信サービス市場に関する2024年~2028年の市場予測と今後の展望を提供する。2023年の国内通信サービス市場は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の5類移行に伴い従業員がオフィスに回帰し、多くの企業が帯域確保型を含む拠点向けの回線を増速したことで、法人向けWANサービス市場の売上額が成長した。このように、閉域網への需要はまだ根強い一方、ゼロトラストやSASE(Secure Access Service Edge)といったフレームワークの浸透を追い風として、マネージドインターネットVPN(Virtual Private Network)も高い成長率を維持している。また、モバイル通信サービス市場では、IoT(Internet of Things)向けの需要がいっそう拡大している。今後は、伝送するデータ容量の増大、企業におけるデータ利活用に向けた取り組みの拡大が通信サービスへの需要を生み、市場が継続的に成長すると予測する。
「法人向けWANサービス市場では、安定した通信品質を求める企業の閉域網への需要が根強い一方で、ゼロトラスト化を進める企業はインターネットの積極的な活用に動いている。通信事業者やSIer(Systems Integrator)は、企業におけるネットワークとセキュリティの統合サービスへの需要を法人向け事業の成長材料とできるよう、サービスの拡充を急ぐべきである。また、IoT向けでは、5Gネットワークの成熟がもたらす競争激化に備え、自社の強みとケイパビリティを整理し、市場におけるポジショニングを再設定すべきである」と、IDC Japan、Infrastructure & Devicesのシニアマーケットアナリストである水上 貴博は述べている。