target audience: TECH SUPPLIER Publication date: May 2023 - Document type: IDC Survey - Doc Document number: # JPJ49213023
2023年 国内情報セキュリティユーザー調査: 企業における対策の現状
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Abstract
本調査レポートは2023年3月に実施した情報セキュリティ対策の実態調査に基づき、国内の企業/組織853社の導入実態と今後の方向性について分析した結果をまとめたものである。
ITサプライヤーの戦略策定、開発計画、マーケティング活動に資する分析を提供するため、情報セキュリティ対策をすでに導入している企業だけでなく、導入を検討している企業を対象としている。調査内容は、セキュリティ被害状況、情報セキュリティ対策の導入状況や投資動向、情報セキュリティサービスの利用状況などについて調査/分析を行った。
本調査では、4割以上の企業でセキュリティアラートが増加しており、ランサムウェア感染による被害は前年よりも増加し、ランサムウェアを利用したサイバー攻撃が恒常的に行われていることが分かる。クラウドシフトの加速とハイブリッドワークの定着によって拡大したエンドポイントのアタックサーフェスに対し、EDR(Endpoint Detection and Response)やXDR(Extended Detection and Response)による脅威の可視化に投資が進んでいることが分かった。
「セキュリティは、テクノロジーの導入だけでなく管理/運用の体制が重要であり、ランサムウェアによってすべての企業に脅威リスクが高まる中、マネージドセキュリティサービスの活用やサイバー保険によるリスクマネジメントなど、企業のポリシーや体制に沿った効果的なセキュリティ対策を講じることが重要である」と、IDC Japan、Infrastructure & Devicesのリサーチマネージャーである赤間 健一は述べている。